10月28日、チャイコフスキー自身の指揮により、『悲愴』初演(1893)・・・SP音源で、第4楽章を聴く♬
チャイコフスキーの悲愴交響曲は、賑やかな第3楽章のあとに次第に音楽がしぼんでいく第4楽章で終わります。
これがレコードの録音にはとても理想的。ロックや歌謡曲のアルバムがバラードのような穏やかな曲で終わるのは、こうしたレコードの特製を考慮してのことだったのでしょう。実際の演奏会では、しんみりと幕が閉じるのよりはパーッと終わった方が楽しいです。ガンガンとした音楽でも、少々音が崩れても気になるものではないですけれどね。レコード・メーカーがオーディオメーカーでもあることが殆どですから、やはり装置に負担になる事は避けたかったんではないかな。レコード針の長寿命をアピールしてもいた時代でしたからね。
TCHAIKOVSKY: Symphony No. 6 in B minor, Op. 74, “Pathétique”.
Berlin Philharmonic Orchestra.Wilhelm Furtwängler, conductor. Victor Album DM 553 Victor 17561 – 17566 (032549 – 032560). 12インチ盤、6枚12面。
Recorded October-November 1938, Beethovensaal, Berlin.
第4楽章 IV. Finale – Adagio lamentoso 演奏時間 10:08

