ガストン・ドルレアンに仕えた音楽家(2)〜古楽の楽しみ 2015.2.10 NHK-FM 放送はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>エティエンヌ・ムリニエ( Estienne Moulinié )は、フランスのバロック初期に活躍した「エール・ド・クール」や「エール・ア・ボワール」を得意とした作曲家。
ルイ13世のただ一人の弟であったガストン(オルレアン公)(1608-60)の宮廷楽長として1627から1660年の30年余の長きにわたって、宗教音楽と世俗音楽(独唱とリュートもしくは重唱と通奏低音のための作品)のほかにバレエなどの舞曲も作曲している。そして大公ガストンの令嬢ド・モンパンジエの音楽教師でした。そして1660年にオルレアン大公ガストンが崩御するまで仕えました。
世俗の作品は比較的よく知られていますが、今回プログラムされている宗教作品は、ほぼ顧みられることなく埋もれていました。しかし、どれも非常に個性豊かで美しいものばかり。
2月9日 月曜日からの4日間は、フランス国王ルイ13世の弟、ガストン・ドルレアンに仕えた音楽家たちの作品をご紹介します。
(合唱)アンサンブル・ボーカル・サジタリウス, (合奏)ラ・フェニーチェ, (指揮)ミシェル・ラプレニ
<ERATO WPCC-4266>
ムリニエといえばエール・ド・クールの初期の大家。しかし、このところ彼の宗教音楽が続けて紹介されていて、これがデュモン、シャルパンティエに至るフランス教会音楽の系譜を理解させてくれる絶好の機会となっている。器楽合奏曲の2曲も聴ける。
(合唱と合奏)アンサンブル・コレスポンダンス, (指揮)セバスティアン・ドセ
<HARMONIA MUNDI HMC902194>
17世紀中期のフランスの音楽の発展にも重要な役割を果たしたムリニエの力作を、精緻にしてやわらかな美しい歌声と、心ふるわすような通奏低音の音色のアンサンブル・コレスポンダンスが見事によみがえらせました。
(合唱と合奏)レザール・フロリサン, (指揮)ウィリアム・クリスティ
<HARMONIA MUNDI(仏) HMA 1901055>
(合唱)ベルサイユ・バロック音楽センター合唱団, (合唱)ベルサイユ・バロック音楽センター少年少女合唱団, (合奏)ベルサイユ・バロック音楽センター管弦楽団, (指揮)オリヴィエ・シュネーベリ
<ALPHA 097>
(合唱と合奏)アンサンブル・コレスポンダンス, (指揮)セバスティアン・ドセ
<HARMONIA MUNDI HMC902194>
17世紀中期のフランスの音楽の発展にも重要な役割を果たしたムリニエの力作を、精緻にしてやわらかな美しい歌声と、心ふるわすような通奏低音の音色のアンサンブル・コレスポンダンスが見事によみがえらせました。
ガストン・ドルレアンに仕えた音楽家(2)〜古楽の楽しみ 2015.2.10 NHK-FM 放送はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>ニューイヤーコンサート 2015 ウィーン・フィルと蜜月にあるメータの軽やかなシュトラウスを聴いた。はClassical Notesで公開された投稿です。
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大阿蘇は雪が降っている熊本。市内は降雪はなく青い空が開けていますが、それは空気が澄んでいて阿蘇山では雪が降っているんだなぁと、この季節ならではの気象状態です。室内から空や表通りを観る限りでは、外出したら気持ちが良いだろうなと思いましたが年賀状を受け取るのに玄関を出たら通りを凄まじい音で風が通り抜けています。
それは見えないモンスターが次々と阿蘇から降りてきているように感じられました。
大晦日には午後になって激しい雷が轟いて雨が降った。幸いに時間ほどで止みましたが熊本の師走、正月は12月に入った頃に一旦寒さがやってきてピークは忠臣蔵の放送がある半ば。クリスマスに雪が降れば塩梅の良い演出となるもので正月三が日は晴れている。ということが多いでしょう。
2014年から2015年への年越しも同様で、いつもと変わりない元日を過ごしています。
年越し、年初の楽しみはウィーン・フィルのニューイヤーコンサート。生中継の時間までを楽しみに過ごしました。新年最初のワクワク感です。

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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、長年にわたり新年に、シュトラウス一家やその同時代の作曲家の数々のレパートリーより、明るく楽しい、そして内容 豊かなプログラムでニューイヤーコンサートを行っています。
このニューイヤーコンサートは、ウィーンのムジークフェラインの観客に大変人気があるだけでなく、世界中へのテレビ中継もすでに46ヵ国で行われており、オーストリア国内のみならず海外でも大変によく知られ親しまれています。
かつてのオーストリアの歴史の暗い一幕においては、これらのコンサートはオーストリア国民に自国へ回帰の念を呼び起こし、同時によりよい時代への希望をもたらしました。今日では、世界中の何百万という人たちが、ニューイヤーコンサートの軽やかで、また内容の深い音楽に感動し、新しい年を喜びと期待をもって迎えていただいています。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、ニューイヤーコンサートを通じて、このジャンルの名作の貴重な演奏のみならず、オーストリアの音楽大使とし て、世界中の人々に希望と友情そして平和のご挨拶をお届けしたいと願っています。ウィーン・フィルのオフィシャルサイトより
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元日午後7時(日本時間)、恒例のウィーンフィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートが開演する。
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、毎年1月1日にウィーン学友協会の大ホールで行われる音楽界の一大イベント。チケットの入手は極めて困難で、毎年一年前から抽選が行われることで知られている。
コンサートの曲目はウィーンを代表する音楽家であるシュトラウス一族のワルツやポルカ。新年を祝うにふさわしい明るく華やかな雰囲気で行われ、アンコールの定番「ラデツキー行進曲」では観客も手拍子を入れて会場が一つになることで有名だ。
2015年の指揮者はズービン・メータ。1990年に初めて指揮を執って以来、5度目のニューイヤーコンサートとなる。ウィーン・フィルとの関係が深く、日本でも人気の高い世界的指揮者であるメータ。演奏のほどに期待が高まる。気になるプログラムは以下の通り。[icon type=”glyphicon glyphicon-star-empty” color=”#dd3333″]初登場曲は5曲。
— 休憩 —
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ニューイヤーコンサート 2015 ウィーン・フィルと蜜月にあるメータの軽やかなシュトラウスを聴いた。はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>原音に忠実に再現◉今なお色褪せぬフランチェスカッティの滴るような美音をワルターが大らかで慈愛に満ちた伴奏している2トラ38テープが発見されたはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>アナログレコードは話題に登りますが、オープンリールテープや8トラ・カセットで発売されていたことを、ご記憶でしょうか。あ、そういえばと記憶の奥を手繰り寄せている往年の音楽好きもいらっしゃるでしょう。
レコードと違ってテープでの録音は、聴かなくなったり他の録音に再利用してしまった体験も有るでしょう。ミュージック・カセットの最後は再利用されるのが宿命だったでしょう。

[amazonjs asin=”B00Q3Y3TGY” locale=”JP” title=”モーツァルト : ヴァイオリン協奏曲 第3番 & 第4番 (Wolfgang Amadeus Mozart : Violon Concerto No.3 in G major, K.216 | Violon Concerto No.4 in D major, K.218 / Zino Francescatti | Bruno Walter | Columbia Symphony Orchestra)”]
ステレオ初期時代、ワルターのオープンリールテープはある程度のカタログが揃っていましたが、それらはほとんどすべては普及型の4トラック、19センチのものでした。
その中で唯一のセミ・プロ仕様の2トラック、38センチで、まれにオークション等に出ると争奪戦になる希少品があります。しかし、希少性もさることながら、より安定感のある2トラック・テープの音は格別で、その情報量の豊かさは破格です。板起こしと比べると安定した音が魅力。レコード盤の内周歪や盤面の傷の影響がなく、アナログ盤への関心が増している今、改めてオープンリールで発売された音源も注目されています。
[tabs class=”yourcustomclass”]
[tab title=”【曲目】” active=”active”]モーツァルト:
1.ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
2.ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218[/tab]
[tab title=”【演奏】”]ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ブルーノ・ワルター(指揮)、コロンビア交響楽団[/tab]
[tab title=”【録音】”]1958年12月10、12、15、17日
カリフォルニア、アメリカン・リージョン・ホール(ステレオ)[/tab]
[tab title=”使用音源”][使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)][/tab]
[/tabs]
[notification type=”alert-info” close=”false” ]ワルターの2トラック、38センチのオープンリール・テープ復刻に、フランチェスカッティとのモーツァルトが加わります。ワルターの大らかで慈愛に満ちた伴奏、フランチェスカッティのしたたるような美音、今なお色あせぬ名演です。その演奏をいつもどおり原音に忠実に再現しています。
解説書にはブルーノ・ワルター自身の原稿「レコード音楽について考えること」を掲載しています。これはワルターの生涯最後の執筆と言われているもので、古い雑誌やLPのジャケットに掲載されていましたが、今回は新訳で収録しています。
~平林直哉~
(キングインターナショナル)[/notification]
[table width =”100%” style =”” responsive =”false”]
[table_head]
[th_column]CD[/th_column]
[th_column]CD[/th_column]
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[table_body]
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[row_column][/row_column]
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原音に忠実に再現◉今なお色褪せぬフランチェスカッティの滴るような美音をワルターが大らかで慈愛に満ちた伴奏している2トラ38テープが発見されたはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>わたしの故郷の鳥は“ピース”と鳴くのです − 10月21日は国際反戦デー ◉カザルスの《ホワイトハウス・コンサート》はClassical Notesで公開された投稿です。
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[amazonjs asin=”B003KHJJNE” locale=”JP” title=”Pablo Casals Original Jacket Collection”]
[notification type=”alert-info” close=”false” ]
チェロの神様と言われるパブロ・カザルスの追悼盤としてリリースされた日本盤は特典盤30センチLP「カザルスは語る」付きの二枚組でした。
カザルスがチェロの神様と言われるのは彼、以降のチェロの演奏法を変えてしまったことです。そのチェロ奏法の改革の事とは、ここでは分けて書きます。
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[notification type=”alert-info” close=”false” ] 【室内楽曲, 器楽曲】☆アナログレコード☆
| 作曲/曲目 | |
|---|---|
| クープラン | 演奏会用の5つの小品 |
| シューマン | アダージョとアレグロ |
| メンデルスゾーン | ピアノ三重奏曲第1番 |
| 演奏者 | |
|---|---|
| パブロ・カザルス | チェロ |
| ミエチスラフ・ホルショフスキ | ピアノ |
| アレクサンダー・シュナイダー | ヴァイオリン |
[/notification]
香港の中心街公道で学生たちが続けている抗議デモ。9月26日から香港の高校生、大学生を中心に「真の普通選挙」を求めるデモが香港政府庁舎前で繰り広げられ3週間になる。学生たちが行動に陣取っているので政府は話し合いに応じないと姿勢を見せましたが、市民たちが日常の生活やビジネスに影響があると学生たちに撤去を迫る光景が中継される事情になったからだと推測しますが話し合いが行われることになった。
2014年10月21日に漸く香港政府側と学生代表との初対話が持たれた。学生たちの意識には『このデモや話し合いぐらいで進展はないかもしれないけれど政府に民意を伝えなければいけない』との声もあった。午後9時に話し合いは終了したようですが結論はすぐには出ない。
中東の方は距離が遠いだけに更に実感はないけれど“戦闘兵”は世界中に飛び火して、いつ何時身近でテロ事件が勃発するかもしれない。店々からは電気代と称して毎月一定額を集金している。アパートに戦闘員を住まわせて実質『支配』している。
子どもたちにはお菓子を上げたりして『洗脳』。この子どもたちが将来世界各地に広がっていくだろう。
[notification type=”alert-info” close=”false” ]
1966年10月21日、世界各地でアメリカのベトナム戦争介入に反対する抗議集会が開かれた。
戦争終結後、『国際反戦デー』として現在まで、その精神は受け継がれている。
それを象徴する音楽が、平和と人間愛を音楽で訴え続けた“チェロの神様”パブロ・カザルスが祖国スペイン・カタロニア地方の民謡を編曲した《鳥の歌》である。
カザルスはこの曲を、冷戦真っただ中の1961年11月13日、アメリカ大統領ケネディの招きを受けホワイトハウスで弾いた。
演奏前に彼は静かに語った。
私の故郷の鳥は、ピース、ピースと鳴きます。
パブロ・カザルス (1876-1973)
それは、あらゆる暴力に抗議し続けたカザルスの真情だった。
鳥の声を模したピアノのトレモロに導かれて奏でられるチェロの調べは、71年10月24日、国連総会議場で開かれた国連デーを記念する演奏会でも奏でられ聴く者の頭を垂れさせた。
《鳥の声》は今も悲惨な戦争に翻弄される人々の嘆きと悲しみを表している。[/notification]
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わたしの故郷の鳥は“ピース”と鳴くのです − 10月21日は国際反戦デー ◉カザルスの《ホワイトハウス・コンサート》はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>蛇の目ごしにものを見ている男たちはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>ウジ虫ってのはドブのような汚えところに沸くもんだ。
どうでぇ、この世の中は。こんなきたねぇ世間にしたのは、お上じゃないのかい。
そううそぶいて急ぎ働きをしようとして盗賊は捕らわれた。
後日、同心酒井が浮かぬ顔をしている。
「あの言葉が耳に残って仕方がありません。」
鬼平はそれに答える、「盗人にも三部の道理というもんだ。あの女を観てみろ。蛇の平十郎にすてられても、もう立派に生きている。」
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その後で、名言として「俺のやり方は行き過ぎだと、上から避難されるだろう。どうお裁きを受けることになるかわからないけど、今の江戸じゃ。俺がしないで誰がやれる仕事だ」に注目が行きがち。
でも、わたしはその前の女を眺めながら軽い口調で言った言葉に真の返事があると感じる。ドブのような世間でも、弱い女は汚れてでも生きているんだ。
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TVシリーズで観て、原作本を読むのが好きです。クラシック音楽の作曲家の生い立ちや楽器の歴史などをデータではなくストーリ建てで説明してあるのはよく読んでいて、歴女だろって言われることがあるけど世界史も日本史も疎い。戦国モノの話も太閤記が好きな様に、史実を読み解くのより時代小説となっているのを主に楽しんでいます。
鬼平犯科帳も劇画の方はパラパラとめくってみているくらい。御宿かわせみなどを時間の間で一話づつ読んでいます。
“鬼平犯科帳第1シリーズ第3話 蛇の目”のストーリーは、ある盗賊団の頭が死んだ。これまでまっとうな(?)盗人団だったので鬼平も厳しくは観ていなかった。残された子分は、頭がこれまで溜め込んでいたはずの大金を探すが見つからない。
とうとう、新しい頭を立てて押し込み働きをするようになった。そうなると鬼平も黙って見過ごせない。事前に押し込む家を知った鬼平は、女籠に乗せて配下を潜入させる。帰り籠には大金を載せ、付き添いの装いで家の主を逃した。
それを知らずに盗賊団は押し入った。そこに、鬼の平蔵が待っていた。
鬼平は一度、火付盗賊改方の長官の任を解かれている。しばらく後に再び人につくと前以上に過激になる。盗人を問答無用に一刀両断する権利は長官だけのものらしい。その際は同心に手を出すなと叱りつける。組織全体に咎めが及ばないようという思いもあるのだろう。でも、火付盗賊改方の乱暴さは大岡越前、遠山の金さんでは迷惑がられている。
お上が悪いから悪事を働いていいという道理はない。江戸の庶民たちは懸命に生きているじゃないか。
これは今にも言えることではないかな。去年、今年、気持ちの悪い事件が起こりすぎているけど国やマスコミだけが槍玉に挙げられるのはおかしい。
蛇の目ごしにものを見ている男たちはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>アナログレコード通販★ボベスコ、ハイデルベルク室内管 ヴィヴァルディ : 四季 銀文字ブルーラベルはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>通販アナログレコード【バロック】
ヴィヴァルディ:四季
Lola Bobesco / Das Heidelberger Kammerorchester – Vivaldi : Die vier Jahreszeiten – SM 91917
| 品番 | 34-14347 |
|---|---|
| レコード番号 | SM91 917 |
| 演奏者 | ローラ・ボベスコ |
| 作曲家 | アントニオ・ヴィヴァルディ |
| オーケストラ | ハイデルベルク室内管弦楽団 |
| 録音種別 | STEREO |
| ジャケット状態 | EX |
| レコード状態 | EX |
| 製盤国 | DE(ドイツ)盤 |
| グレード(協奏曲) | ミディアム |
ヴァイオリンの妖精が、優しい音色で奏でる『四季』は愛の語らいに良い小道具。夜明けのコーヒー二人で飲もうと、あの人が言った・・・・レコードのカバーで笑顔のボベスコは変わらない。レコードが奏でる音楽も変わらない。44歳の時の演奏。澄みきった響き、美しい余韻に目頭が熱くなったが、近年接する『四季』の演奏に比べると全体的にゆっくりと展開していく。想い出ではノスタルジーでなく、珍しいほど、ちっとも変わっていない。この『四季』は例えるなら、香りはラベンダーかミント、シュガーたっぷりのハーブティ、真っ白な世界がカラフルになる奇跡の時間が流れる。ヴィヴァルディの『四季』に期待する楽しみのひとつは、過ぎ去った時間ではなく『止まった時間』に浸ることが出来ることでもあるだろう。
アナログレコードが主流だった時代の評判は高く、日本でも人気がありました。録音盤が少ないといわれるのはレーベル契約の関係で日本で紹介されなかったレコードが多かったのでしょう。本邦初登場と記されたCDが発売されたのは随分たってからの、この盤は『最高の名演』と評されてきたボベスコ&ハイデルベルク室内管の「四季」。
その音色は彼女ならではのもの。気品にあふれ、みずみずしく、優雅であたたかい。完璧なテクニックで迫る演奏には時に疲れる。だが、このローラ・ボベスコの演奏は奏者としてのテクニックは完璧に備えているにもかかわらず、その技巧は前面に出ず、持ち前の天性で、ひたすら愛をきれいな言葉で語りかけてくるという感じだ。
同曲はローラ・ボベスコの従弟、コンスタンチン・ボベスコのヴァイオリン独奏、ベルナール・トマ指揮パリ音楽祭室内合奏団の演奏での聞き比べはどうでしょう。
録音:1967年8月19,20日
セッション・ステレオ:ローゼンガルテン・モーツァルトザール、マンハイム
銀文字ブルー・ラベル
商品番号 34-14347
| 価格 | 通販価格 |
| 今回価格 | 4,000円 |
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アナログレコード通販★ボベスコ、ハイデルベルク室内管 ヴィヴァルディ : 四季 銀文字ブルーラベルはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>音楽で平和を祈るダニエル・バレンボイムとウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート 2014はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>元旦に地上波で生中継されたウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート2014,2014年1月11日 25時25分からBS−プレミアムでハイビジョン放送。

平和を祈ることに音楽活動のすべてが繋がっている指揮者ダニエル・バレンボイムはそ、の思いが強いことは良く知られていることです。平和は唱えるだけではなく自分ができるところから心がけていけば連鎖的に広がっていくものだと、まさにシュトラウスのワルツに寄せて全世界で最初に注目されるクラシックのコンサート。
ダニエル・バレンボイムはコンサートの最初の曲に愛妻の名前のある曲をまず演奏しました。番組ではピアニストでバレンボイム夫人のエレーヌさんを何度も映し出していました。
楽団員が演奏をしながら歌う『エジプト行進曲』も、バレンボイムの希望だったということです。彼は現在エジプトのオーケストラを指揮していて、その応援の気持ちが現れてのことです。
プライヴェートな理由ですが、これが最も大切なことで希望の理由に、そう言えることが素晴らしい行為ではないでしょうか。
[amazonjs asin=”B00G9AKV3Q” locale=”JP” title=”ニューイヤー・コンサート2014″]
プログラム
第一部
第二部
[amazonjs asin=”4756134955″ locale=”JP” title=”ウィーン・フィル世界の名曲 VOL.6 (アスキームック)”]
音楽で平和を祈るダニエル・バレンボイムとウィーン・フィルのニュー・イヤー・コンサート 2014はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>Cause & Effect [Analog]はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>![Cause & Effect [Analog]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WadODVUNL.jpg)
CAUSE AND EFFECT
[CD|2xLP|DIGITAL]
Denovali Records
release 2014.1.14
楽器の仕組みはわからなくてもインターネット検索で学び、ボーカロイドで音楽をクリエイトできる現代。
YouTube からスターが誕生する時代だ。
カリアは子供の頃からトランペットという楽器に魅了されていた。そしてトランペットを活かした演奏をして生活したいと思い描いていた。
マッサは、電子音楽と生身の楽器のコラボレーションを夢見ていた。
ローカルのテレビ番組で二人はそれぞれに出演した。そして巡りあった二人は一目惚れをした。
カリアとマッサはそれ以来、毎週末にスタジオで一緒になった。お互いが溜めていたアイデアが二人の間で行ったり来たりバウンスされていく時間。
マッサはカリアのアイデアを音にし、カリアはマッサのプレイにレイヤーを追加し、組成物に即興の味わいをコラボレーションした。その自然の複雑さに聴いていて堪らなくなる。
音のマッピングは抽象的に漂うだけの作品となりますが、カリアのエレクトロニクスはマッサのトランペットを再生し、それらが分離すること無くとてもうまく絡み合っている。音色は全体に暖かくて、スリリングな展開はダイナミックな迫力もある。
言葉だけでは、ありがちなイメージを紹介する程度でしか無いことを聴くほどに思わされるばかり。
SAFFRONKEIRA + MARIO MASSA
CAUSE AND EFFECT
[CD|2xLP|DIGITAL]
Denovali Records
release 2014.1.14
[amazonjs asin=”B00FYBDBJ2″ locale=”JP” title=”Cause & Effect”]
Cause & Effect [Analog]はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>クリスマスに聴く古楽の嗜みはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>バッハのカンタータ第36番「喜びて舞い上がれ」や「天からくだって」によるカノン風変奏曲、コレルリの「クリスマス協奏曲」、グリニーの賛歌「日の出ずるところより」、そのほか様々な作曲家の作品。
「コラール前奏曲“恵み深いイエスよ、われらはここに集まり”BWV731」バッハ作曲
(3分08秒)
(演奏)カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオーレ・ダ・ガンバ
<Winter&Winter 910 053-2>
カルテット・イタリアーノ・ディ・ヴィオラ・ダ・ガンバの「Preludi ai Corali」。クリスマスへの前奏という感じでしょうか。NHKでの表記は、ヴィオーレ・ダ・ガンバとなってました。新年用のコラール「古き年は過ぎ去りぬ」(「オルガン小曲集」)がメインのアルバムです。BWV614 に続き、同題の4声コラール(BWV288)が収録されており、全6節中、第1、第2、第6節がテルツ少年合唱団員によって歌われます。
[amazonjs asin=”B00004XPSX” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”Preludes & Chorales”]
「トッカータ ト長調 BuxWV165」 ブクステフーデ作曲
(5分04秒)
(チェンバロ)ラルス・ウルリク・モルテンセン
<NAXOS 8.570579>
ブクステフーデ(1637?-1707)と言えばオルガン作品ばかりが有名ですが、ハープシコードの作品もすばらしいものがたくさんあります。オルガンよりも各声部が聴きとり易いため、その複雑な対位法がよく理解できるのも嬉しいです。変奏曲でのモティーフ処理、そして組曲での各々の楽曲の統一性、これらを聴けば聴くほどにその完成度の高さに唸らざるを得ないでしょう。
[amazonjs asin=”B00187JO1A” locale=”JP” title=”ブクステフーデ:ハープシコード作品集 第1 集”]
「2つのフルートのための二重奏曲 変ホ長調 FK.55」ウィルヘルム・フリーデマン・バッハ作曲
(10分02秒)
(フラウト・トラヴェルソ)バルトルド・クイケン
(フラウト・トラヴェルソ)マルク・アンタイ
<ACCENT ACC 9057>
あの「笛」の天才フランス・ブリュッヘンに「横笛(フルート)はバルトルド」と言わしめたフラウト・トラヴェルソの名手バルトルド・クイケンが、自筆譜や筆写譜を研究し尽くし、作品の読みとその解釈に満を持して取り組んだアルバムです。バッハの長男、ウィルヘルム・フリーデマンはモーツァルトに大きく影響を記しました。多様な音楽の魅力とありのままの美を率直に伝えるその演奏は、この作品の不滅の名盤としての価値を持ち続けています。
[amazonjs asin=”B00008EMFM” locale=”JP” title=”Six Duets for Two Flutes”]
「カンタータ 第36番“喜びて舞い上がれ”BWV36」バッハ作曲
(28分25秒)
(ソプラノ)ナンシー・アージェンタ
(アルト)ペトラ・ラング
(テノール)アントニー・ロルフ・ジョンソン
(バス)オラフ・ベーア
(合唱)モンテヴェルディ合唱団
(演奏)イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
(指揮)ジョン・エリオット・ガーディナー
<ユニバーサル UCCA-1007>
バッハ没後250年を記念した企画シリーズ。ガーディナーが手兵を率い、バッハのカンタータ集を続々とリリース。20世紀から21世紀への贈り物となる新時代のカンタータ集の決定盤。
バッハのカンタータはアルファベット順に作品番号が付いているために、時節に応じた聴き方をしようと思うとリストを調べて音盤を選ぶ必要がありますがガーディナーのカンタータ集は基督教会の行事に合わせて曲がセレクトされているので実用的でもあります。ただ、企画がいくつかのレーベルに転々としたのが残念。
[amazonjs asin=”B00005HO13″ locale=”JP” title=”J.S.バッハ:カンタータ集VII 待降節第1主日用カンタータ”]
クリスマスに聴く古楽の嗜みはClassical Notesで公開された投稿です。
]]>秘蔵盤 クナッパーツブッシュの「ウィーンの休日」はClassical Notesで公開された投稿です。
]]>[amazonjs asin=”B00FE60ZOG” locale=”JP” title=”「ウィーンの休日」J.シュトラウス:ラデツキー行進曲,アンネン・ポルカ,トリッチ・トラッチ・ポルカ 他,コムツァーク,ツィーラー”]
気宇壮大の遊びとユーモアが大きく深呼吸しているのが、クナッパーツブッシュの「ウィーンの休日」。かの名ソプラノ、エリザベート・シュワルツコップが「無人島に持っていく一枚」と評した言葉だけが常套句のように使いまわされて各処で評価の話題に登りますが、これは20世紀のシュトラウス演奏の規範とは評価出来ないアルバムです。
《ウィーンの森の物語》は人間を暖かく迎えたり、時として人間に厳しさを思い知らせる森の風景。それはジークフリートがどこかでドラゴンの鼻ちょうちんを蹴たぐったようです。地味で素っ気無い無愛想とさえいえるヨハン・シュトラウスですが、辛口ではなく表現力は意味深く。スタイルを超越した灰汁の強い崩しは病み付きになるのだろう。

師走はワーグナーの楽劇、ベートーヴェンの第九で締めくくり。新年は早朝からゆっくり時間が取れればバッハのカンタータ『太鼓よ轟け、ラッパよ響け』だけを聴く。夜は毎年欠かしていないのがウィーン・フィルのニューイヤーコンサートです。
最後のアンコールで演奏されるヨハン・シュトラウス父作曲の「ラデツキー行進曲」が終わると、元旦が終わったと実感します。何年か前に緊急事態で演奏されないことがあった時、新年の始まりを感じられなくて“あぁ、自分にとってはけじめになる音楽なんだな”と認識した次第。日々の中でも、もうちょっとだ頑張れと自分自身を後押しするようなときには口三味線でメロディーをナゾッていることがあります。
ほろ酔い気分の息子たちのワルツと違って、父ヨハン・シュトラウスの人柄を感じられるような音楽。息子に音楽家になるな、と厳しかったのが目に見えるようです。
12月22日放送の、NHK-FM“きらクラ”は年内最後の放送でしょうか。お二人が選んで紹介してくれるコーナーでは新鮮な気持ちで改めて曲に接する機会を得られています。それ共々、新年も初めて出会う曲を楽しみです。ちょっと早いですが、メリー・クリスマス・アンド・ハッピー・ニュー・イヤー。



レコード、CD で親しんできた「ラデツキー行進曲」は管弦楽の主題で始まる。
鼓笛隊風に、リズミックな小太鼓が先導するようになったのはアーノンクールがニューイヤーコンサートに登場した時からではないでしょうか。
この曲は、父ヨハン・シュトラウスと息子の名前が併記してあることもあり、どのくらいの相違があるのか具体的な答えは持ってません。アーノンクールが指揮したウィンナ・ワルツの数々はどれも新鮮で、ちょうどミックスを作るのが面白かった頃だったので合いの手代わりにこの小太鼓のリズムを使ってポプリを作った思い出があります。
ラデツキー行進曲は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートにおいて、アンコールの掉尾を飾る曲として伝統的に使用されているが、この版は長年にわたって楽団員たちが手を加え続けたものであり、原典版とは大きく楽器法や音の強弱などが変化している。
ラデツキー行進曲がアンコールに演奏されてお開きとなるスタイルはいつから定着しているのでしょう。
ウィンナ・ワルツを聴くなら、ウィリー・ボスコフスキーの指揮で。DECCA の初デジタル録音だった二枚組の「ニューイヤーコンサート 1979」で「ラデツキー行進曲」は最後になっています。衛星中継ではなく録画放送だったと思いますし、家庭用ビデオはようやく普及していた時代ではないでしょうか。これが演奏会の全体をオーディオで楽しめるレコードとして発売され、名盤としてコレクター必聴の定番。
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巨匠、クナッパーツブッシュ(1988~1965)はレパートリーの狭い指揮者でしたが、ヨハン・シュトラウスの音楽を面白おかしく聞かせてくれます。それは溺愛していたワーグナーや陶酔していたブルックナーでの彼からは想像できません。
で、彼のことばの中にこんなのがある。
諸君は何度もこの曲を演奏しているし僕も知っているから明日演奏会場で会おう。
クナッパーツブッシュ(1988~1965)
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出会い頭のハプニング。千載一遇の録音として聴いてほしい。もちろん“明日演奏会場で会おう”と言えるのは指揮者と楽団員の親しさが深かったことがわかります。地味で素っ気無い無愛想とさえいえるヨハン・シュトラウスですが、辛口ではなく表現力は意味深く。《ウィーンの森の物語》は人間を暖かく迎えたり、時として人間に厳しさを思い知らせる森の風景。ジークフリートがどこかでドラゴンの鼻ちょうちんを蹴たぐったようです。
ツィターのコムツァークが加わる演奏ですが、ツィター奏者の息遣いがしっかり聞こえます。録音エンジニアはジェームズ・ブラウン。彼のいるステレオ録音チームに後に DECCA の看板と言われるケネス・ウィルキンソンが加わった時期で、色々ディスカッションしてマイクの配置などが決められたのでしょうね。
この「ウィーンの休日」は、まだまだステレオ再生装置が普及してない頃でモノーラル盤用の録音は別セットだったと言われています。
翌年に米RCAの名盤。ライナー指揮シカゴ交響楽団の「Vienna 美しく青きドナウ〜ウィンナ・ワルツとポルカ名演集」が登場。レコーディングには「ウィーンの休日」は意識され研究されたことでしょう。
クナッパーツブッシュ、ライナー盤共に伝説と言われている名盤ですが実際どのくらい2枚のレコードが意識されているのでしょう。かの名ソプラノ、エリザベート・シュワルツコップが「無人島に持っていく一枚」と評した言葉だけが常套句のように使いまわされていますが、その真実は。安易に言葉の表面だけを受け止めていると誤解に驚きます。
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気宇壮大の遊びとユーモアが大きく深呼吸している。ライナー盤にもその存在は確信できるウィンナワルツです。
20世紀のシュトラウス演奏の規範とは評価出来ないアルバム。曲想の変化に伴ってテンポは弛緩し、予期せぬアクセント、隠されている対旋律の強調と流麗で華やかなイメージでは無いのに聴き手の心をくすぐります。スタイルを超越した灰汁の強い崩しは病み付きになるのだろう。
わがままが傑出したスケール豊かな好演。時代を超えた怪演として聴き継がれるだろう。
曲目:Side-1
曲目:Side-2
中古品につき売却済みの際はご容赦ください。
Amazon.co.jp での取り扱い開始日: 2013/9/24
| Record Label | Black/Silver ‘grooved sideband’ labels “ORIGINAL RECORDING BY” at 11 o’clock |
| Recording & Weight | ffss STEREO 1枚組 180g |
| Release & Stamper | 3E/3E |
℗©1958, 9.58
| 価格 |
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| 中古市場での目安価格 | 30,000 円 |
| 販売価格 | 36,750 円 |
関東への配送料 340円。代金引換が利用できます。
詳細 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e790828.html
秘蔵盤 クナッパーツブッシュの「ウィーンの休日」はClassical Notesで公開された投稿です。
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