オペラ初心者のための《トリスタンとイゾルデ》 – NHK-FM《バイロイト音楽祭2011》最終日
初心者はどこから聴くと良い? それは第二幕でしょ
全3幕、それぞれが80分から90分ほどで鑑賞しやすい。《前奏曲と愛の死》は聴く機会も多いので、まずはこれに馴染んでから本編を聴くのが初心者の方へのお薦め。
わたしの体験では、第2幕から味わいました。オペラの難関はドラマの展開とどういうことを歌っているのかな、と言うことだけど第2幕は単純に『あなたが好きだ』、『わたしも愛してます』とお互いの愛を確かめ合うトリスタンとイゾルデのふたり。『まもなく、夜が明けます』とイゾルデの侍女ブランゲーネが遠くで歌う。とわかりやすいので初めて聴く録音でも、ここを聴いて良い、悪いをまず判断基準にしています。
楽劇《トリスタンとイゾルデ》のオペラ録音盤のベスト3は、LPレコードの時代に限ればクライバー盤、バーンスタイン盤、フルトヴェングラー盤でしょうか。
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クライバー盤は、ルネ・コロがトリスタンを”美しく”歌っています。今では聴く事の少ない希少なスタイルのテノール。ルネ・コロのファンになって、他に歌っているものは無いか・・・と、言うのがオペラを聞き慣れるきっかけになりました。[/restab]
[restab title=”Bernstein”]
バーンスタイン盤は、ペーター・ホフマンがトリスタンを”若々しく精悍”に歌っています。ロック・アルバムも出しているテノールで、オペラっぽく無いところが受け止め方で良い、悪いを決めそう。
でも、第2幕は一番優れていると気に入っています。[/restab]
[restab title=”Furtwängler”]
フルトヴェングラー盤は、録音はクライバー盤、バーンスタイン盤よりも古いけどステレオ録音をスタジオで行った重要なレコード。フルトヴェングラーは録音を聴いて、ステレオでレコード化することに乗り気になったと言います。これに続く企画が続々上がったのに残念ながらフルトヴェングラーの置き土産になりました。
歌唱はワーグナー演奏のスタンダードと言えるもので、全体、これを超えて満足させてくれる録音は在りません。
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さて、今年で《ニュルンベルクのマイスタージンガー》が最後となり、2012年は新演出の《さまよえるオランダ人》で初日を迎えます。2013年はバイロイト音楽祭のアニヴァーサリーになるので、《リング》の新演出を控え来年はその前哨戦となりそうです。
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