モノクロ切手1stラベル★アンドレ、ベロフ、コラール、ジャリ、デ・ボスト/サン・サーンス:動物の謝肉祭、七重奏曲
↗でも多国籍音楽で、フランスのエスプリは一歩後退します。
仲間といる楽しさ
そこで、この音盤の登場。モーリス・アンドレ、ジャン=フィリップ・コラール、ミシェル・ベロフにフランス弦楽三重奏団の面々。仏エラート・レーベルなどでお馴染みのフランスの名手たち豪華メンバーによる「動物の謝肉祭」の室内楽版。顔なじみ通しだから、仲間といる楽しさを感じさせるのはこのアルバムです。
曲は身内の集まりで演奏するために、秘密裏に作曲されました。集まりの主役は「小さい人」たち。ベルリオーズ、オッフェンバックと言ったフランスの作曲家の曲にフランス民謡から「きらきら星」や「月の光」など、「小さい人でも知っている曲がたくさん。そして、自作まで。
ほか、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」は人形劇などでも親しまれていたのでしょう。ロッシーニの扱いは、サン=サーンスもベートーヴェンがモーツァルトに抱いた苦言に似た、矜持ゆえの皮肉かロッシーニはじめイタリア・オペラの題材は、「小さい人」にはまだ早いと思っていたのか。
サン・サーンスは甥っ子、姪っ子が喜ぶように「小さい人」でも知っている音楽を使って組曲に仕立てました。
フランス楽壇の重鎮だったから、作曲家と出版社のトラブルは身に染みていたでしょうから、この作品に作品番号はなく出版をしないようにきつく言っていました。
でもサン・サーンスの死後、出版されるやいなやサン・サーンスを代表する作品になった次第です。チェロのソロで演奏される「白鳥」は、サン・サーンスのオリジナルです。オーケストラ版でも独奏チェロが魅了します。それは身内の集まりというのがチェリスト、シャルル・ルブークの催すプライヴェートな夜会のために作曲されたからでした。
室内楽版の演奏で、面白さが初めてわかった。おなじみの名旋律が次から次へ登場して、チェロ独奏の「白鳥』が際立っていて聴ける。
1977年録音。発売は78年。発売当時は各誌で絶賛されたものです。現在のEMI録音とは趣の違う優秀な良い音です。
ノート
- 曲目:
- 動物の謝肉祭、七重奏曲
- 作曲:
- サン=サーンス
演奏
- トランペット:
- モーリス・アンドレ
- ピアノ:
- ミシェル・ベロフ、ジャン=フィリップ・コラール
- フルート:
- ミシェル・デ・ボスト
- クラリネット:
- クロード・デシュールモン
- ヴァイオリン:
- ジェラール・ジャリ、アラン・モグリア
- ヴィオラ:
- セルジュ・コロー
- チェロ:
- ミシェル・トゥールヌ
- コントラバス:
- ジャック・カゾーラン
- 木琴:
- ジェラール・ペロタン
- チェレスタ:
- ギィ・ジョエル・シプリアニ
プロダクト
- レーベル:
- 英 EMI
- レコード番号:
- ASD-3448
- 初版:
- モノクロ切手ラベル、1stラベル。
- 録音種別
- セッション・ステレオ
- 録音年
- 1977年1月
- フォーマット
- 1LP
通販レコード
- コンディションと価格
- リンク先で確認
詳細 http://amadeusclassics.otemo-yan.net/e428886.html

コメントを投稿するにはログインしてください。